外来
診察に来られる患者さんの多くは、痛みや不安を持って来院されます。自宅での生活が継続出来るように外来看護師は、受診される患者さん一人ひとりに、安心と思いやりが感じられるような看護サービスを提供し、笑顔で明るい挨拶で、気くばり、目くばり、心くばりができ、患者さんが「琴の浦に来て良かった」と思ってもらえるように全員で努力しています。また、長期間続く慢性的な痛みや四十肩、五十肩など肩に関する痛みについて、専門医が対応しています。
手術場
手術は、人工関節(膝・股関節・肩関節)、脊椎(内視鏡)その他骨折を主とした手術を行っています。膝・股関節の人工関節については、最新の機器を使用したナビゲーション、ロボット支援手術など高度な先進医療を行っています。手術となると心配はありますが手術前に病室を訪問し、麻酔や手術に関する説明を十分させて頂き、患者さんの不安や恐怖心を少しでも和らげることができるようにしています。
東病棟(一般病棟)
一般病棟は、膝・股・肩関節疾患、腰疾患などの手術を目的とした患者さんや、主に運動器疾患、脳血管疾患など急性期の患者さんが入院されます。高齢の患者さんも多く、手術前後の痛みの緩和や不安の軽減を心がけ、日々安全・安心・安楽に過ごし、また早期に在宅復帰出来るように関わっています。笑顔を忘れずに、患者さんに質の高い看護が提供出来るように、私達看護スタッフは一丸となって取り組んでいます。
西病棟(回復期リハビリテーション病棟)
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折などの患者様に対して急性期治療を終えたあと、早い段階でリハビリテーションを集中的に行う病棟です。
安心して自宅や社会生活に戻れるよう、身体機能の向上・寝たきり予防・日常生活動作の拡大に向け、「365日」質の高いリハビリを提供しています。
元の生活により近い状態で退院して頂けるよう、看護師・介護士を中心に多職種が協働しチームで関わり支援しています。
その人がその人らしく残された機能を活かし、生き生きと暮らし続けていけるよう生活の質(QOL)の向上をはかり、地域へつなげていくことを目指しています。
訪問部門
当院では、令和5年度より訪問看護・訪問リハビリを開設しました。病気やケガなどで通院が困難になりリハビリが必要な方や、ご自宅で医療処置が必要な医師が認めた方に対し、医師の指示のもと訪問看護師・理学療法士・作業療法士などがご自宅に伺い、より良い在宅生活が送れるように支援します。
サニーホーム(介護老人保健施設)
看護介護が必要な高齢者の方を、寝たきり予防と生活機能の維持・向上を目指し健康管理も含め、総合的に援助しています。家庭的な雰囲気や季節感を感じて頂けるよう、毎月の誕生日会や行事などを行っています。
利用者及び家族の方が「その人らしく」安全で安心して生活できることを心がけ、各機関と協力し支援しています。