薬剤師一人一人がチーム医療の中で職能・職責を果たすことを目標に、薬剤についてはもちろん、薬剤に関わるさまざまな情報を共有し技術の統一・向上を目標に業務を進めています。

スタッフ

  • 常勤薬剤師 3名
  • パート薬剤師 2名
  • 事務員 1名
薬剤師イメージ

主な業務

調剤

患者様への投薬は、電子カルテオーダリングシステムで発行された処方箋により調剤を行っています。調剤前には電子カルテ薬歴をチェックし重複がないことや併用禁忌などの相互作用を確認し、血液検査値により投与量の評価、病態への正当性、その他患者様の服用状況を確認し、薬剤の安全性・有効性を考え、過誤の無いように細心の注意を払いながら調剤を行っています。
入院患者様の服用薬は原則全自動錠剤分包機により一包化を行っています。
患者様が少しでもお薬を服用しやすくなるように、そして退院後も薬の管理に困らないように、ご入院中からあらゆる面でサポートします。

周術期管理

当院では毎週整形外科的手術を行っています。
患者様に安心して安全な手術を受けていただけるように、手術に影響のある薬剤の服用有無を手術前に確認し、術前中止から術後再開まで薬剤師が管理します。

薬剤管理指導

患者様に納得して安心して薬物治療をうけていただけるように患者様主体の服薬指導を心がけています。
入院時には持参薬鑑別を行い、副作用歴・アレルギー歴を確認し、検査値や現病歴と服用薬の照合も行います。
患者様の中には、服用理由がわからず服薬していたり、必要のないお薬を服用していたり、いくつもの医療機関からたくさんの投薬を受けていたりするケースもあります。
服用薬が増えれば増えるほど相互作用や有害事象発現リスクが高くなります。
服薬指導では患者様が服用する当院処方薬やご持参薬について効果や飲み方、副作用、注意事項などの情報を提供し、ご相談に応じています。
副作用の予防や早期発見にも努めています。

FLS活動

世界骨粗鬆症財団(IOF)シルバーランク
骨折を起因とした入院患者様に速やかに骨粗鬆症治療を開始し再骨折の予防、ADLの向上を目標に多職種チームで活動しています。骨粗しょう症治療は薬物治療が主となるため、チーム内での薬剤師のかかわりは非常に大きいです。

在庫管理・電子カルテマスタ管理・DI業務等

院内で患者様の治療に使用する薬剤の在庫管理、品質管理、情報管理を行います。
必要な薬剤を必要な時に速やかに供給し、安全・適正に使用できる体制を整備するのも薬剤師の仕事です。

投薬管理

当院では患者様の服用薬は配薬カートで衛生的に管理しています。
調剤薬のカートセットは薬剤師が行います。
病状が安定した患者様はご自身で管理していただくこともできます。

お薬手帳

当院では、すべての入院患者様に退院時にお薬手帳用シール(手帳)をお渡ししています。
お薬手帳は薬の服用歴や既往歴・アレルギー歴などの情報を記入することができ、複数から受ける投薬について飲み合わせや副作用の確認に用いられるツールです。
災害時には医療機関のカルテから情報が入手できない場合でも、お薬手帳があれば特例として処方箋なしで薬を受け取ることができる場合があります。
ぜひ携帯し、活用してください。

薬剤師イメージ2

  

いつでもどうぞ

お薬について不安なこと、わからないこと、知りたいこと、困りことなどありましたらいつでもご相談に応じます。お気軽にお声掛けください。